わたしと一期一会のおばあちゃん
お年寄りから、
勇気をもらったこと、ありますか?
気付かせてくれたこと、ありますか?
🌸わたし的意識🌸
わたしは、その日の月星座を意識して、日々過ごしている。
【そこにどんな意味があるのか、宇宙の意図は何だろう?】
🌙~エピソード~今日は魚座♓のお月さま🌙
わたしは、用事を済ませ、家へ帰ろうと、駅のホームで電車待ちをしていた。
そこへ、ひとりのおばあちゃんから声をかけられた。
おばあちゃん:『次の電車、〇〇駅、停まりますか?』
わたし:『〇〇駅、停まりますよ。』
おばあちゃん:『わたしは、いつもひとりだから。』
わたし:『そうですか。ひとりだと大変ですね。』
わたしは、とりあえず社交辞令的に答えた。
おばあちゃんは、ホームにいた時からずーっと話しっぱなし。
結局、そのおばあちゃんと一緒に電車に乗り、一緒に席に座った。
おばあちゃん:『コレ、わたしの孫なの。』
おばあちゃんは、首から下げているカードホルダーを、わたしに見せてくれた。
そこには、小学校低学年くらいの女の子2人と、園児の女の子1人が写っていた。
おばあちゃん:『今はもう、2人は中学生、1人は小学生になったけどね。ごめんなさいね、ひとりでしゃべっちゃって。』
と言いつつも、わたしが言葉を返す間も無く、おばあちゃんは話し続ける。
おばあちゃん:『ダンナは6年前に亡くなったの。わたしは、親の介護もダンナの介護もやってきた。自分で生活できるうちは、自分でやろうと思ってる。無理になったら施設に入ろうと思って・・・。わたし、いつもひとりだから・・・。でも、わたし頑張りました。色々やってます。これから、踊りのお稽古があるの。昨日も、老人会の集まりでたくさんお話ししてきたの。ごめんなさいね、ひとりでしゃべっちゃって。』
ここでやっと、わたしが言葉を返す番がきた。
わたし:『ひとりで自分の楽しみを見つけられたことは、スゴイことですよ!“強い”ってことですよ!』
わたしがそう答えた後も、おばあちゃんはまた話し始めたけど、おばあちゃんの降りる駅に着いてしまった。
わたし:『ココですよ!ココで降りるんですよ!』
おばあちゃん:『色々、ありがとうね。』
おばあちゃんは、話し足りなさそうだったけど、わたしに礼を言って、電車を降りた。
🌸おばあちゃんとの会話で印象に残った言葉🌸
『わたし、いつもひとりだから。』
『でも、わたし頑張りました。』
おばあちゃんは、おばあちゃんなりに努力している。
自分が落ち込まないように、自分に負けないように、自ら行動を起こしている。
でも
おばあちゃんの本音は『寂しい。』んじゃないかなあ。
家族に、本音を吐き出せていないんじゃないかあ。
わたしが言葉を返す間も無く、ずーっと話し続けていたし、お孫さんの写真も、近年のものではなく、あどけない幼い頃の写真。
お孫さんの成長に伴い、会う機会も減ってきていたり、会話も少なくなってきているのかなあ。
『ひとりで自分の楽しみを見つけられたことは、スゴイことですよ!“強い”ってことですよ!』
認める言葉として、励ます言葉として、わたしは、この一言しか伝えることができなかった。
逆にわたしの方が、おばあちゃんから勇気や気付きをもらった。
🌙わたしにとっての魚座♓のお月さま🌙
魚座♓キーワード:手放す・浄化・癒す・目に見えないもの(感情)~
これは、わたしの勝手な想像だけど
もし
おばあちゃんが、家族に『寂しい。』と、本音を吐き出せていないのなら、孤独や不安を手放してほしい。
それぞれ家庭の事情があるから、他人が口を挟めることじゃないんだけど。
わたしも、家族に本音を吐き出せていない部分がある。
目に見えないもの(感情)を、浄化できれば(浄化するだけでも)、波動は上がる。
わたしと話したことで、おばあちゃんが癒されたかどうかは不明。
だけど
自ら行動を起こす勇気(プラス)と、自分の不甲斐なさ(マイナス)を手放すキッカケをくれたおばあちゃんに、わたしは癒された。