わたしと時間と宇宙

わたしと時間と宇宙

かけがえのない時間と宇宙の神秘が、私に教えてくれること。

わたしと一期一会のおばあちゃん

お年寄りから、

勇気をもらったこと、ありますか?

気付かせてくれたこと、ありますか?

 

f:id:mizuki-time-space:20190207232114j:plain

 

🌸わたし的意識🌸

わたしは、その日の月星座を意識して、日々過ごしている。

【そこにどんな意味があるのか、宇宙の意図は何だろう?】

 

🌙~エピソード~今日は魚座のお月さま🌙

わたしは、用事を済ませ、家へ帰ろうと、駅のホームで電車待ちをしていた。

そこへ、ひとりのおばあちゃんから声をかけられた。

おばあちゃん:『次の電車、〇〇駅、停まりますか?』

わたし:『〇〇駅、停まりますよ。』

おばあちゃん:『わたしは、いつもひとりだから。』

わたし:『そうですか。ひとりだと大変ですね。』

わたしは、とりあえず社交辞令的に答えた。

おばあちゃんは、ホームにいた時からずーっと話しっぱなし。

結局、そのおばあちゃんと一緒に電車に乗り、一緒に席に座った。

おばあちゃん:『コレ、わたしの孫なの。』

おばあちゃんは、首から下げているカードホルダーを、わたしに見せてくれた。

そこには、小学校低学年くらいの女の子2人と、園児の女の子1人が写っていた。

おばあちゃん:『今はもう、2人は中学生、1人は小学生になったけどね。ごめんなさいね、ひとりでしゃべっちゃって。』

と言いつつも、わたしが言葉を返す間も無く、おばあちゃんは話し続ける。

おばあちゃん:『ダンナは6年前に亡くなったの。わたしは、親の介護もダンナの介護もやってきた。自分で生活できるうちは、自分でやろうと思ってる。無理になったら施設に入ろうと思って・・・。わたし、いつもひとりだから・・・。でも、わたし頑張りました。色々やってます。これから、踊りのお稽古があるの。昨日も、老人会の集まりでたくさんお話ししてきたの。ごめんなさいね、ひとりでしゃべっちゃって。』

ここでやっと、わたしが言葉を返す番がきた。

わたし:『ひとりで自分の楽しみを見つけられたことは、スゴイことですよ!“強い”ってことですよ!』

わたしがそう答えた後も、おばあちゃんはまた話し始めたけど、おばあちゃんの降りる駅に着いてしまった。

わたし:『ココですよ!ココで降りるんですよ!』

おばあちゃん:『色々、ありがとうね。』

おばあちゃんは、話し足りなさそうだったけど、わたしに礼を言って、電車を降りた。

 

🌸おばあちゃんとの会話で印象に残った言葉🌸

『わたし、いつもひとりだから。』

『でも、わたし頑張りました。』

 

おばあちゃんは、おばあちゃんなりに努力している。

自分が落ち込まないように、自分に負けないように、自ら行動を起こしている。

でも

おばあちゃんの本音は『寂しい。』んじゃないかなあ。

家族に、本音を吐き出せていないんじゃないかあ。

 わたしが言葉を返す間も無く、ずーっと話し続けていたし、お孫さんの写真も、近年のものではなく、あどけない幼い頃の写真。

お孫さんの成長に伴い、会う機会も減ってきていたり、会話も少なくなってきているのかなあ。

『ひとりで自分の楽しみを見つけられたことは、スゴイことですよ!“強い”ってことですよ!』

認める言葉として、励ます言葉として、わたしは、この一言しか伝えることができなかった。

逆にわたしの方が、おばあちゃんから勇気や気付きをもらった。

 

🌙わたしにとっての魚座♓のお月さま🌙

魚座キーワード:手放す・浄化・癒す・目に見えないもの(感情)

これは、わたしの勝手な想像だけど

もし

おばあちゃんが、家族に『寂しい。』と、本音を吐き出せていないのなら、孤独や不安を手放してほしい。

それぞれ家庭の事情があるから、他人が口を挟めることじゃないんだけど。

わたしも、家族に本音を吐き出せていない部分がある。

目に見えないもの(感情)を、浄化できれば(浄化するだけでも)、波動は上がる。

 

わたしと話したことで、おばあちゃんが癒されたかどうかは不明。

だけど

自ら行動を起こす勇気(プラス)と、自分の不甲斐なさ(マイナス)を手放すキッカケをくれたおばあちゃんに、わたしは癒された。