わたしとチーズとりんごＶｏｌ・２（最終話）

”シンプル”と”複雑（緻密）”、どちらもアリだと思いますか？

著者：スペンサー・ジョンソン氏

書籍：扶桑社

＜左＞《チーズはどこへ消えた？》

＜右＞《迷路の外には何がある？》

わたしは、本屋さんへ行くのが好き。

『存在は知っていたけど、今までスルーしてた。』

 即買いする時は、自分の求めているモノが得られる可能性が”大”と判断した時。

存在は知っていても、自分が手にする時のタイミングがＢｅｓｔタイミング。

これが手に入れば幸せになれるというチーズ。

チーズが無くなった時、チーズの代わりになるというりんご。

もしくは

”新しい”チーズに出会う為のキッカケを作ってくれるというりんご。

チーズにたどり着く為の、通らざるを得ない迷路。

『迷路から抜け出す方法はあるの？』

わたしは、迷路から抜け出すヒントが欲しかった。

シンプルと複雑（緻密）、どちらもアリかな。

前回の記事はコレ。

🌸チーズって、なに？🌸

🌸りんごを食べる勇気はあるの？🌸

🌸全ては自分次第。迷路から抜け出す方法はあるの？🌸

mizuki-time-space.hatenablog.com

前回の続き。

 🌸～わたしが考える処方箋①～それに見合う未来を受け入れる覚悟はある？🌸

 【人生は、自分で切り開いていくもの。創造していくもの。】

様々なところで伝えられている言葉。

迷路から抜け出す方法を見つけるのは自分、行動するのも自分。

全ては、自分次第。

【この世に存在する全てのものは、常に変化し続ける。】という、宇宙の法則である万物流転。

動くことで現状維持、もしくは、さらに上へ。

動かなければ、停滞・衰退していく。

この地球では、その時・その場所で選択・決断・行動しなければ、結果が出ない。

『行動しなければ、何も変わらない。』

『変化を恐れず。』

『思い込みや常識を外すこと。』

これらってよく伝えられている言葉だし、『頭ではわかってるよ。』って思っている人は多いと思う。

わたし自身も、そうだった。

だから

行動できない自分を責めたり、変化を恐れている自分を情けないと思ったり、思い込みや常識を懸命に外そうと焦ったり・・・。

だけど

そういう自分に疲れてきたんだ。

心底、『疲れた』と思った。

だから

その時・その場所で起きた出来事を、素直に受け入れる。

現実を素直に受け入れる・・・そうすることにしたんだ。

ただそれだけ。

あがくことも、もがくことも止めた。

嫌な気持ちになろうと、マズイ状況になろうと、今まで対処してこなかった自分の責任。

勇気が無い、自信が無い、情けない、一歩踏み出すのが怖い・・・

『それでいい。無理なものは無理。それがわたし。』

”それがわたし”を受け入れられるようになってから、心がだいぶラクになった。

これはたぶん

『心底疲れた。』と思う程、自分を責め続けてきたからだと思う。

自分のことが嫌いで、自分を立て直そうと必死にあがいてもがいて、試行錯誤して行き着くところまで行って、疲れ果てたんだろうね。

一種の”諦めの境地”だもん。

この物語に当てはめれば

”新しいわたし”というチーズを求めて

”新しいわたしになるキッカケ”というりんごをスルーしたり

拾ったはいいけどハードル高いりんごだったり、でも一生懸命自分のモノにしようと頑張ったけど

”わたしの人生”という迷路の中で、迷子になって疲れ果ててしまった。

諦めた先に外の景色が見えてきて、手に入れたチーズは、”それがわたし”というチーズだった。

”それがわたし”というチーズは、現状維持という ”古いわたし”というチーズかもしれない。

ただ、少し違うところは

”現実を素直に受け入れるわたし”がそこにいたというかんじ。

 🌸～わたしが考える処方箋②～ジャンル共通のチーズとりんごにしたら？🌸

わたしは、ひとつだけ決めていることがある。

問題を解決する勇気も自信も無い時、変化を恐れて一歩も踏み出せない時、ジャンル共通のチーズとりんごを活かすと決めている。

勇気も自信も無いから、恐れて一歩も踏み出せないから、自分が実行できるチーズとりんごを活かす。

仕事をしている時も、遊んでいる時も、ごはんを食べている時も、寝ている時も、何をするにも時間を費やしている。

どのジャンルも、時間を使って行われている。

だから

わたしのチーズとりんごは”建設的な時間”、わたしの迷路は”全ての場所”。

その問題やその変化に直接関わらないことでもＯＫ！

ウォーキングだろうと、墓参りだろうと、掃除だろうと、誰かに会いに行くでも、何でもＯＫ！

ただし、建設的に。

『時間がモッタイナイ！』

時間の概念を変えたんだ。

まだ

この概念を、完璧に網羅できているワケではない。

ダラダラ過ごしてしまう時もある。

だけど

時間だけは、取り戻せないから。

時間軸と空間軸。

チーズとりんごも迷路も、細かいことはどうでもいい。

具体的ではなく、抽象的に捉える。

”時間と空間”という、大きいスケールで捉える。

その問題やその変化に直接関わらないことでも

★ウォーキングしていたら、突然新しいアイディアが沸いてきて

『あのアイディア、あの時実行に移さなくてＬｕｃｋｙだったんじゃない？』と思ったり

★なんとなく、わんこ・にゃんこの墓参りに行ったら

『やってみようかな。』という、前向きな気持ちに少しなれたり

★『モヤモヤしているから掃除しよう！』

１万円札が入っている封筒を見つけた。忘れてた！Ｌｕｃｋｙ！だけど、お金の管理がずさんだったことに改めて気付いたり

  ★ママに会いに行く機会を増やしたら

『あとどれだけの時間を、ママと共有できるのだろう？』と、感慨深く思ったり。

気付きもやる気も発見も、何にも得ることが無く、その問題やその変化から逃げられずに直面したら

現実を素直に受け入れるだけ。

だけど

わたしのチーズとりんごは”建設的な時間”で、わたしの迷路は”全ての場所”だから

”どんな場所”でも、”時間を活かす”ことは達成している。

人間のカラダは、半分以上が水でできている。

水は、情報を転写する。記憶する。

わたし達のカラダに、いかに良い情報を与えるか？

情報・・・つまり波動。

そして

【自分のエネルギーは、全て繋がっている。】

何がどう転ぶか、わからない。

ネズミのように物事をシンプルに捉え、素直に行動できたらどんなにラクだろう？

でも

物事を複雑（緻密）に捉える人間だからこそ、文明が発達し、現在の社会が出来上がったワケで。

きっと

ネズミと人間の生き方に、正解も不正解も無いんだろうね。

迷路そのものもシンプルの方が望ましいけど、複雑（緻密）であるからこそ、人間は成長するのかもしれない。

自分の成長の為に、複雑（緻密）な迷路に挑戦する人っているもんね。

わたしは、シンプルな迷路が好き。

だけど

時々、複雑（緻密）な迷路に放り出される。

きっと

わたしの成長の為の、宇宙の為せる業なんだろうなあ。

プラスの方向に向かっている本音も、現状維持、もしくはマイナスの方向に向かっている本音も、自分の本音。

どちらの本音に従っても、時間は止まることなく流れている。

何をしようが、どう生きようが

わたし達は

宇宙の中の地球という惑星に生まれ、生まれた瞬間から、かけがえのない時間という宇宙からのギフトを授かり、宇宙と共に生きている。

まだ

時間の概念も宇宙の真髄も、完璧に網羅できていないけど

”時間と空間”という大きなスケールで捉える方法が、わたしには合っているみたい。

《わたしと時間と宇宙》

だから、ブログ名に時間と宇宙が入っているの。

とは言え、宇宙は容赦しない！

🌸それは、突然訪れた！🌸

🌸『知らねーよっ。』の一言に尽きる。🌸

🌸古いチーズは、思い出のチーズ。🌸

🌸理屈じゃない、道理じゃない、人の心。🌸

《わたしとチーズとりんご（番外編）》へ続く・・・。